ともに紡ごう! ロータリーの未来へ
2500地区のロータリアンの皆さん。地区活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
会員の皆さんは、いつもと違う日常、いつもと違うロータリー活動を過ごしておられることと思います。これまでの対面式が当たり前の例会からZOOMを用いるなど工夫をしながら例会を開催されてきたことでしょう。困難ななかにあってもコミュニケーションの質を高め、奉仕と親睦活動を続けてきました。現状を当たり前ととらえず、未来を想像し、その理想に近づいていく活動はロータリアンならではのものではないでしょうか。
今年の国際協議会は、ガバナーエレクトがバーチャルに集い、奉仕のインパクト・世界でよいことをする会員の力・ロータリーのストーリーを伝えることの大切さについて学びました。また、会員増強においては、インクルージョン(包摂性)を重視することがロータリーのインパクトと重要性を高め、強固な会員基盤を維持し、活気と成長をもたらすことにつながることも学びました。加えて全てのロータリーの活動においてDEI(多様性、公平さ、インクルージョン)を取り入れることを優先項目とすること、また「適応と改革」が必要とし、革新的なクラブまたは活動分野に基づくクラブを少なくとも2つ設立することを求められました。
バーチャルな集いであっても、参加者同士のミュニケーションは十分に可能で、素晴らしい研修成果があることを実感いたしました。世界中のガバナーエレクトとつながり、最新情報を共有し、アイデアを交換することは大きな成果を生むことつながります。
ジェニファー・E・ジョーンズ国際ロータリー会長エレクトは年度のテーマを「イマジンロータリー」と発表されました。そして「私たちがベストを尽くせる世界を想像してください」と呼びかけました。
皆さんはベストを尽くせる世界をどのように考えますか。最も優れた活動を行う。これは、自分ひとりの行動だけでは達成出来ることではありません。自分の考え、行動力はもちろん必要ですが、ベストを尽くせる環境がなければ独りよがりになってしまいます。
ロータリーの一番大切な財産は会員です。ロータリーを成長させるためには、奉仕とプロジェクのインパクトを高め、地域社会におけるロータリーの認知度と理解度を高めることです。そして何より重要になるのが会員増強と維持です。会員基盤を成長させることでさらに多くを達成できるようになります。
私はガバナーとして与えられた一年間、大きな夢を抱いて行動して参りたいと思います。
私がガバナーノミニ―、ガバナーエレクトとして活動をさせていただいたときから、クラブ会長の皆さま、パストガバナーの皆さま、多くのロータリアンの皆さまから大きな力をいただき現在に至っております。まさに私がベストを尽くせる環境とは、会員の皆さまです。実のある研修や適切なアドバイスによって、さまざまな情報や捉え方をご教示いただきました。このように会員の皆さまとつながり大きな力をいただくことによって、私のベストを尽くせる環境が整います。
ロータリーでの参加型奉仕、人間的成長、リーダーシップ開発、生涯にわたる友情こそが目的意識と熱意を生み出します。
2500地区の発展のために皆さまが努力をされて築かれた組織、その宝物を私につないでくださいました。この宝物を、多くの仲間と一緒にさらに輝きを増すように努めて参ります。いつもと違う日々ではありますが、その変化に対応することが未来を切り開いていくはずです。ロータリーの力とつながりを生かし、大きな夢を皆さまと共に抱き、次代へと紡いでいく一年とします。
大きな夢を紡ぐために
- DEI(多様性、公平さ、インクルージョン)を取り入れ、クラブの活性化に努めましょう。
- ロータリーの奉仕のインパクトを広め、公共イメージの向上をはかりましょう。
- クラブの戦略計画を立案し新たな事業に取りくみましょう。
- RLIを推進し、新しいリーダーを育成しましょう。
- 「ロータリー奉仕DAY」に今年も参加をしましょう。
- ローターアクターと共に奉仕活動を拡大させましょう。
- 年次基金寄付ゼロクラブを達成しましょう。
- ICTを利用して交流の輪を広げましょう。
- 新クラブの設立に向けた準備をしましょう。
- ポリオ根絶に協力しましょう。
RI会長テーマ、国際協議会の報告、地区テーマ、地区目標及び地区活動方針について
2022年4月10日に行われた地区協議会にて、久木 佐知子 ガバナーエレクトより、RI会長テーマ、国際協議会の報告、地区テーマや地区目標及び活動方針などを発表した時の動画です。